アントラージュ効果とは?CBDや大麻との関連性は?

大麻

アントラージュ効果とは?CBDや大麻との関連性は?

大麻って色んな物質で構成されています。実際有名なのはCBDとかTHCですよね。

しかしそれ以外にもテルペンや各種カンナビノイド(大麻に含まれる化学物質の総称のこと)が豊富に含まれています。カンナビノイドは例をあげればきりがありませんが60種類以上ものカンナビノイドが大麻に含まれています。

カンナビノイドは人体内におけるエンドカンナビノイドシステムにより、癌をはじめとする多くの疾病に対して顕著な治療効果を持つんです(なんでこれが違法なん笑笑)

言いたいことが多々あるけど次にいこうや

じゃあ、それらの知識を踏まえたうえでアントラージュ効果ってなんだよ?ってことについて話していきますね。アントラージュ効果は大麻においてめちゃくちゃ大切な効果です。

その理由もお話していきますね。

アントラージュとは

アントラージュ(Entourage)という言葉はフランス語で取り巻き」「側近」「環境といった意味をもちます。

もちろん、英語にもなっているので全然アメリカ人にも通用します。

アントラージュ効果ってじゃあどんな効果よ

アントラージュ効果とは?

大麻にはカンナビノイドテルペン(植物や昆虫、菌類などによって作り出される生体物質→香り成分)、フラボノイド(ポリフェノールの一種で天然に存在する有機化合物群の植物色素)などの成分が含まれています。

これらの大麻の主要成分が取り巻き成分により、相乗効果を発揮する状況「アントラージュ効果」といいます。

アントラージュ効果は3+3の効果が6ではなく、それ以上の9や27とかにすることを可能にしてくれます

これは1つの成分を抽出して摂取する時より、多くの成分が含まれた状態で摂取する時の方がより大きな効果を得られるということです。

なんやろな、こう仲良しみたいな?スポーツでいうと最高の形になったチームみたいな感じや

いや、実は大麻業界ではやはり『音楽』で例えられることが多いんです。

一つ一つのカンナビノイドやテルペンなどを「独奏者」とすると、それぞれが集合体となってはじめていろいろな病気や治療に役立つ『効果』という「合奏」が完成するんです。

美しい話やわ

 

誰が大麻のアントラージュ効果を発見したの?

THCとCBDを世界で初めて分離することに成功したイスラエルのミシューラム博士です。

ミシューラム博士
半世紀以上に渡り大麻の研究を重ね「大麻研究の父」と呼ばれている存在。
ミシューラム博士が住居を構えるイスラエルやイタリアからの国際的な研究チームが1998年に世界で初めて大麻の「アントラージュ効果」についての論文を発表しました。

この論文では、カンナビスの効能においてこれまであまり関係が無いと思われていた「不活性」な成分などが内因性カンナビノイド(エンド・カンナビノイドとよばれる)であるアナンダミド2-AGを著しく活性化させる相乗効果を生み出すということを世界で初めて明らかにし、それを「アントラージュ効果」と名付けました。

また、世界で初めてカンナビノイドの分離に成功し、カンナビノイドの受容体であるCB-1CB-2を発見しました。

父ちゃんやわ。。。神

大麻業界の発展においてミシューラム博士を筆頭とした研究チームは現在までの大麻研究の基礎をつくりあげたのです。

ただ、この時点ではまだアントラージュ効果って名前は広まってなかったんやね

それを一般的な言葉として広めたのがイースン博士です。

イースン博士が2011年に発表した論文によって「アントラージュ効果」という言葉が世界的にさらに認知されました。

論文はどんな内容なん?

カンナビノイドとテルペンの相互作用についてです。

てんかん、癌、痛み、中毒、炎症、鬱、不安そして細菌感染症を治療するための相乗効果の研究を重ねました。

そして、テルペンがカンナビノイドの効能に対して相乗効果があることを発見したのです!!

以下にイースン博士の論文の一部を引用させていただきます

テルペノイドは非常に強力であり、一桁のng / mL -1の血清レベルで周囲の空気から吸入されると、動物の、さらには人間の行動にさえ影響を及ぼします。それらは、大麻草の薬用抽出物の効果を引き出すことに有効に貢献するかもしれないユニークな治療効果を示します。この研究は疼痛、炎症、鬱病、不安、嗜癖、てんかん、癌、真菌および細菌感染症(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌を含む)の治療に関して相乗効果を生み出す可能性のある植物性カンナビノイドとテルペノイドの相互作用に特に焦点を当てている

こういった方々のおかげで前進してくれるんやね。

なぜアントラージュ効果は大切なのか?

冒頭でアントラージュ効果は大切だと述べました。それはなぜなのでしょうか?

だって、癌とかに効果あるんや、そりゃ重要や

まあそうですね、でもね、それ以外にもあるんですよ。

アントラージュ効果の具体的な例を挙げてみましょう。

CBDはTHCがCB1(体内にあるカンナビノイドの受容体)と結合しにくくさせる効果があります。

じゃあCBDとTHCを一緒に摂取したら、THCの効果(ハイになるとか鎮痛作用)が弱まるんかい?!?!

実はそれが起こらないんです!!どういうことか説明いたしますと、

CBDとTHCを合わせて摂取することによって、THCにおける効能の高まりを緩やかにし、ピークを抑えることで継続的な効果を得られるようになります。

特にこれは医療の現場においてこの効果は大変重要な意味を持ちます。

実際THC単体の効果の持続時間は2時間ほどなので、頻繁に摂取する必要があります。

しかし、アントラージュ効果の継続的な効果を使うことで1日に2.3回の摂取でOKですし、効果は緩やかなので安定します。

上の図はCB1レセプターに対するCBDの挙動です。THC単体だとすっぽりハマって効果は強烈(要するに一瞬でブリる)ですが、CBDはCB1レセプターの形を右の図のように変化させてくれるので結合能力を低くすることで効果を緩やかにするというメカニズムです。

また、大麻は500以上の成分があると発見されているので、組み合わせの効果は無限大というわけです。

まさに神からのギフトだ

その配合バランスの組み合わせは理論上無限にありますので、これからさらなる研究が進められるでしょう。

また、大麻と分離されたカンナビノイドの医療用の効能を検証する世界最大の調査(31カ国、953名が対象)が2013年に発表されました。

これはTHCだけを分離した合成THC医薬品であるMarinol やCesametと、カンナビスの植物そのものを(吸引、抽出などにより)摂取した時の効果を比較しました。

この調査によると、大麻そのものを摂取する方が好ましいと回答した人は全体の98.2%でした。しかし、合成THC医薬品を使用しなかった治験者も多数いたので、これからさらに研究が進められるでしょう。

なるほどね。抽出物よりも純粋な大麻を吸ったほうがええっちゅうことやな

まとめ

アントラージュ効果は本当に素晴らしいってことがわかりましたね!
これからも大麻の成分の掛け合わせにより様々なアントラージュ効果による病気への対応であったり、発見される効果も多々出てくると思います。

もうすでに、てんかん、癌、痛み、中毒、炎症、鬱、不安そして細菌感染症といったことに効果が発揮されることが見つかっておりますので楽しみですね。

と同時に、こんな安く手に入るはずのもので病気に対応できる大麻という植物の神秘さと一刻も早い国への合法化が求められますね。

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